負担がかかるハードワーク

限界に達する前に対策を

企業に勤めていると、会社のスケジュールや業績の影響でハードワークを強いられることがあります。また、自営業の場合もプライベートとの境界が薄いため、ついつい働きすぎるということは少なくありません。どちらの場合も、労働時間が多くなることによって収入が増える傾向にあるのです。そのため、仕事が辛いと感じても、我慢して働くことが習慣になってしまう人もいます。しかし、ハードワークは長続きしないというのを忘れてはいけません。さまざまな理由によって、続けることができないのです。
その中で最も多いのは、身体的に限界がきてしまうケースです。肉体労働では、無理をして働き続けると体中に疲労が蓄積していきます。手や足の節々が常に痛むようになったり、慢性的な腰痛を抱えることになったりするケースもあるのです。そのような状態になると、通常の働き方ができなくなってしまうでしょう。
ハードワークを続けると、肉体より精神的な限界が先に訪れてしまうこともあります。この症状は、オフィスワークの人に多く見られるようです。毎日パソコンに向かって黙々と夜遅くまで作業をしていたり、ノルマを達成しなければならないという強迫観念から、精神に大きな負担がかかり続けることが多いです。その結果、精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。そのような状態になるとうつ病などの精神的な病にかかってしまい、働けなくなることがあります。肉体や精神の限界がくる前に、対策を行うことが重要です。